採用情報
大量製品から少量多品種へ時代は変化し、職人的な手仕事への回帰が起きています。
当社にはオートメーション機械は一つもありません。
緻密な手作業や職人のプライドは、機械に勝る価値を生み出します。
自分の腕で仕事をしたい方、ぜひ一緒に日本の技術を支えましょう。
社員インタビュー/社員の一日
◆生産課 硬質クロムめっき担当 安藤隆英(2002年入社)
――仕事のやりがいや会社の雰囲気は?
当社のめっき作業は、大きく「電気めっき」と「非電解めっき」の2つがあり、私が担当しているのは、電気めっきの一つ「硬質クロムめっき」です。ビールジョッキやお皿、車のヘッドライトのカバーなど、身近なガラス製品を作るための金型へのめっきが多いですね。
電気めっきは個人作業なので、自分のペースでこつこつ作業できるのも気に入っています。一方で非電解めっきはライン作業なので、チームで協力して作業をしたい人に向いています。
――現在の仕事内容は?
めっきは本当に身近なもの。スーパーやレストランで自分が担当した金型で作られたガラス製品を見ると気分が上がりますね。暮らしを支えていることを実感できて、やりがいを感じます。
手作業なので、どうしても許容範囲内の誤差は生まれます。その意味で今も日々難しさは感じますし、だからこそ完璧に仕上げられたときは「やった!」と思いますね。
――メッセージをお願いします。
前職はスポーツインストラクターで、手に職をつけたいと思い、めっき業界に入りました。ゼロからの技術習得は大変でしたが、特殊な技術を一つずつ習得していく過程には大きな達成感や充実感がありました。私自身は昔ながらの先輩の背中をみて技術を盗むやり方でしたが、今は教える体制も整っていますので、安心して入ってきてほしいですね。
残業がほぼないのでプライベートも充実しますよ。私自身はこの会社に入ってから趣味アコースティックギターを始めました。ぜひ一緒に楽しく働きましょう。

【ある日のスケジュール】
立ち上げ※
※ボイラー当番の日(当番外は8:30より勤務)
◆業務課 係長 波戸省吾(2004年中途入社)
――現在の仕事内容は?
現場の作業がスムーズに進むように段取りを組むのが仕事です。生産管理全般ですね。受注したら、納期に間に合うようにスケジュールを組み、現場に作業指示を出します。入荷製品の荷卸しや完成品の品質チェック、出荷準備も日々の業務です。入荷や出荷ではフォークリフトも使います。そのほかお客様との打ち合わせや費用の見積もり出し、問い合わせ対応などもあり、一カ月に100社以上とやりとりしています。
――仕事のやりがいや会社の雰囲気は?
私の入社当時は、事務作業が標準化されておらず、売上の集計すら非効率な状態。それを前職の事務経験を活かして、一つずつ整理していくのがおもしろかったです。今は先を見据えて、よりスムーズな情報共有やコミュニケーションの活性化に取り組んでいるところ。大変だからこそやりがいがあります。
社内は風通しが良く、社長も取締役も気軽に話しかけてくれます。何でも相談もできるし、逆にこちらから「この業務はこうしては?」と改善の提案もできます。
――メッセージをお願いします。
数多のめっき会社の中でも、当社のようにオリジナル技術を持ち、大きな製品へのめっきもできる会社はそう多くありません。マニアックな業界なので、やってみないとわからないことがほとんどだと思いますが、だからこそまずは続けてみてほしいですね。続けることでやりがいも生まれてきます。
不安定なご時世ながら業績も良く、個人的には休みや賃金にも不満はありません。家族との時間も取れ、最近は息子のキックボクシングの練習につきあうことも。「こんなに働きやすい会社はない!」と心から思っています。
